【神奈川県・横浜市】曙町
公許の遊廓地だった「永真カフェー街」に対し、私娼街から赤線になったのが「曙町」。
『全国女性街ガイド』によれば、「百十九軒に三百七十一名の世帯」。
現役の色街だが、それらの店舗に混じってカフェー建築が僅かながら残っている。
国道16号線。路線バスが通る幹線道路だが、けばけばしい風俗店ビルが並ぶ
国道16号に平行する細い通りに建つ転業アパートらしき一軒
上記建物の玄関先
かつて「親不孝通り」と呼ばれた細い通りには、いまも現役店舗が並ぶ
冒頭写真の一軒
カフェー建築をそのまま利用した現役店舗
現役店舗が並ぶ「親不孝通り」
明らかにカフェー建築と思わせる建物を転用している店舗が多い
建物をよく凝らしてみるとカフェー建築のファサードであることに気付く
風俗店街から外れた先の飲み屋街
何処か旧青線を思わせる通りが残る
曙町四丁目交差点。国道16号に残る看板建築
回転窓が目立つ一軒。廃墟と思われたがいまだに使われているらしい
弥生町界隈にもカフェー街が広がっていたが、遺構と思しき建物はこのアパートぐらいか
訪問 2016年12月
0コメント