【京都府・八幡市】橋本2012

京阪電車が停車する八幡市橋本。

江戸時代は京街道の宿駅だった地で、その流れで戦前から戦後にかけて遊廓が存在。

『全国遊郭案内』にも掲載され、「娼妓は四百七十人、芸妓は三十名と云ふ大舞台」だった。


京阪電車橋本駅前の風景


赤線の当時から営業している「ヤヲリキ食堂」さん、この時はお休みだった。


橋本駅の前からの眺め、駅の至近から遊廓は広がっていた。




空地に豆タイルが残っており、かつて妓楼が存在していたことが伺える。


妓楼が建ち並ぶ橋本小金川の街並み、住宅として大事に使われている所も多い。


欄間や透かし絵など凝った意匠を見せる妓楼が多い。


唯一現役の転業旅館「多津美旅館」



このエリアでは最も大店ではと思わせる規模の妓楼が残っている


屋号が入っている防火用水、豆タイルで装飾されていている。


廓内に残る銭湯「橋本湯」、訪問当時は現役だった(現在閉業)。


御主人のご厚意により中も見せてもらいました、ただただ感謝です。


かつてはこの近くに渡船場があった。


住宅に前に残る京街道の道標



(訪問 2012年4月)

★Kentaの写真倉庫★

東京近郊を中心に散策しながら、デジカメで下手糞な(笑)街並みや建物の写真を撮っています。 ごくまれに遠方に旅することもあります。 人様に見せるというより、忘備録的に写真を集めたアルバムといった感じです。

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